第16号:仕事に対する心構え【人材・人在・人財・人罪】 †
今回は、前回のメルマガの『どういう「人」になりたいですか?』の項の【人材・人在・人財・人罪】を詳しく話したいと思います。
ここで言う【人材・人在・人財・人罪】のそれぞれの意味は
- 人材
これまでの実績はないものの、今後組織に貢献していくことが期待される人のこと。
- 人在
毒にも薬にもならない人。ただそこに居るだけで、できればその内に辞めてもらいたい人のこと。
- 人財
会社の宝であり今後の中核になることを期待されている人。
字の如く財産だと思われる人のこと。
- 人罪
いることがマイナスであり、罪になってしまう人。
その人がいると組織のモラルが低下して、人財や人材にも悪影響を及ぼしてしまう人のこと。
また、実績” を横軸に、“将来性”を縦軸とって説明すると下記のようになる。
週刊ダイヤモンドにこんな記事が出ていました。
題して、「こんな学生はいらない」。
1.言われたことしか出来ない学生。他人と同じことをする学生。
2.行動の前に理屈を言う学生。
3.サラリーマン根性を持った学生。
4.権利ばかり主張、義務を履行しない学生。
5.知恵の無い学生。知識は後から身に付くが、知恵は身に付かない。
6.敬語を知らない学生。友人と話すような言葉ばかりで上司と話す。
7.レポート用紙1枚程度の作文も書けない学生。
8.読書量の少ない学生。
「学生」という言葉を「社員」や下手をしたら「上司」と自分なりに言い換えて見てください。
また、[人罪]を定義する時に注意したいのは、単に遅刻や無断欠勤など、ルールを守れない人やマナーを守れない人間より、能力や地位が高くてもネガティブな考えを持つ人こそ[人罪]である。
こういった[人罪]は地位が高いがゆえに企業の成長を妨げる可能性がある。
あなたは「人財」になりたいですか?
人から「人罪」だと思われてませんか?
|