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集中力とやる気の関係

スポーツマンが驚異的な新記録を樹立し、一介のビジネスマンが誰もがサジを投げかけた難問を解決する。
受験生がほぼ無理とされた難関校を突破…。
普段のその人の能力では信じられないことを成し遂げてしまうパワー、そこに私たちは集中力のすごさを感じるのではないでしょうか。

もっと身近な例でも、普通なら2〜3時間はかかる仕事なのに我知らず没頭して1時間ほどでできてしまったとか、普段はお掃除が嫌いなのに始めたら夢中になって家中ピカピカにしてしまったとか、誰もが体験したことがあるはずです。
集中力とは、まさにこのことです。
一点集中で事にあたることによって、普段の能力以上の結果を引き出すパワーのことなのです。

なぜ普段以上の能力を引き出すことができるのか。

自分でも周囲の人でもいいのですが、集中している人を観察してみると、他の人に声をかけられたり、呼ばれたりしているにもかかわらず、まったく聞こえていないとしか見えないことがありますね。
そうです、実際に、ほとんど聞こえていないのです。
なぜなら集中しているとき、脳は他の感覚や機能を必要最低限に抑え込み、集中している対象への能力をフル稼働させているからなのです。
空腹すらも感じないこともあります。
こうした他の機能を抑え込んでまで一点集中することによって、結果として通常以上の能力が発揮されるのです。

どうしたら集中できるようになるのか。

集中するには『やる気』が必要です。
今やろうとしていることが好きなこと・興味があることなら、やりはじめる前から『やる気』が満ちてきます。
だが、あまり気乗りのしない仕事や勉強の場合は、はじめる前は『やる気』などまったく感じられないのが普通ではないでしょうか。
ではどうしたら『やる気』になってくるのでしょうか?
『やる気』がでるのは好きなこと・興味があることに対してか、実行することによって好ましい報酬(栄誉、お金、快感など)が得られることがわかっているときです。

『やる気』を出すには、目の前にある実行しなければならないことを好きになってしまうか、それによって報酬を得られるようにするか、はたまた何も考えずにはじめてしまうかの3つにひとつの選択しかありません。

好きなこと・興味のあることであればやり始める前から『やる気』は出てきますね。
また報酬があると思えばやはりやり始めた後のことを想像して『やる気』は出てきます。
しかし、仕事や勉強と思うとその報酬などのことは忘れてしまいがちになります。
そこで何も考えずにはじめてしまうという方法が『やる気』がないときにでも集中力を高めることになるのです。

何気なくはじめたクロスワードパズルが時間とともに楽しくなって集中しているようなことはありませんか?
まずはじめてしまうこと、これはやりはじめることによって脳が刺激されて自己興奮し、集中力が高まってくるのです。
集中力が高まれば『やる気』も出てきててますます集中力が高まる。
『やる気』から『集中』の逆、『集中』から『やる気』という逆の発想が重要ですね。
仕事や勉強に中々集中できないというときには、この逆の発想の好循環を手に入れましょう。


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