診療報酬明細、3年内に8割電子化 †
社会保障費の抑制のために厚生労働省がまとめた医療・介護分野の効率化計画の全容が11日明らかになった。
医療機関が健康保険組合に出す医療費の請求書である診療報酬明細書(レセプト)の電子化を2010年3月末までに8割達成する数値目標を掲げた。
このほか割安な後発医薬品のシェアの倍増や7年以内に介護が必要な高齢者の比率を1割に減らす目標も盛り込んだ。
効率化計画は社会保障費の抑制と質の向上の両立を求めた安倍晋三首相の指示でつくったもので、15日の経済財政諮問会議で柳沢伯夫厚労相が提示する。
6月に決める経済財政運営の基本指針(骨太方針2007)にも反映させる方針だ。
[2007年5月12日/日本経済新聞 朝刊]
読者の中で開業されてる方の中にも既にレセプト発行をパソコンでやっていて効率化を図っている方がいるかと思います。
しかしまだ大多数ではないでしょう。
まだ導入していなく、これからも費用や操作方法が不安で導入を検討もしていない方が多いのではないでしょうか?
しかし、パソコンを使えばもちろん計算ミスということはなくなります。
そのほか逓減の計算、部位算定の誤り、近接、などの不都合もずいぶんなくなります。
パソコンと手書きの大きな違いは、電子カルテ(施術録)、領収書の印刷、近接部位、患者さんの過去の情報の検索などが素早くできることですね。
それとなんと言っても、計算機を何度も叩かなくていいという事は、大きな労力の節約になるのではないでしょうか?
2005年4月からはレセプトの開示が義務付けられ、実際の施術内容とレセプトの一致を即座に証明しなければならない場合も出てくるでしょう。
高度な情報化社会になってきている今、パソコンによる効率化は必須になってきています。
それに、レセプトのパソコン化が進むにつれて、レセプトシステムのソフト料金も格段に下がってきました。
この機会に導入を検討してみても良いのではないでしょうか。
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